年末年始に感じた異変——コロナウイルス(COVID-19)が増えそうな予感
- 恭祐 昼八

- 4 日前
- 読了時間: 3分

年末年始の休診期間中、
「外来受診させてもらえませんか?」
「某有名ホテルから、宿泊者の往診に来られませんか?」……といった相談が立て続けに入り、事務長として**「あれ、空気が変わったぞ」**と感じました。
もちろん、年末年始はどの年もイレギュラーが起きます。でも今回は“相談の密度”と“切迫感”が、いつもより明らかに強かった印象です。
相談が増える時期=流行の「先触れ」になりやすい
休診期間は、病院・クリニックの窓口が減ります。その結果、
受診先が見つからず「どこかに診てほしい」
旅行・出張先(ホテル等)で体調を崩し「その場で診てほしい」
施設や在宅側も「今このタイミングで悪化させたくない」
というニーズが一気に表に出ます。
この“表に出方”が急に増えるとき、裏で感染症が広がっていることが少なくありません。
札幌市のデータを見ると、実際に「上向き」のサイン
札幌市衛生研究所が公開している COVID-19(定点医療機関からの報告数)の推移を見ると、年末にかけて増加傾向がはっきり見えてきます。
札幌市の報告数(週)は、直近でこんな動きです:
第48週:112 → 第49週:152 → 第50週:183 → 第51週:220(札幌市合計)
「体感の異変」と「数字の上向き」が、ちゃんと一致している感じがあります。
※この報告数は、各区の**指定届出機関(定点医療機関)**で診断された患者の報告を集計したものです(速報値で後日修正の可能性あり)。
“これから増えるかも”の根拠:更新タイミングもポイント
札幌市の発生動向は、毎週更新(基本は金曜更新)ですが、年末年始は更新日程が変則になります。札幌市の案内では、第52週(12/22–12/28分)は2026年1月8日(木)に更新予定、2026年第1週(12/29–1/4分)は1月13日(火)に更新予定とされています。
つまり、**「年末年始に現場で起きた異変」**が、ちょうどこれから数字として出てくるタイミングでもあります。
ICTもそうだけど、結局“備え”は地味で、でも効く
コロナに限らず、感染症の流行って「派手な号令」より、地味な準備が一番効きます。
当院としては、
相談が増えたときに、まず受け止める“入口”を整える(電話・導線)
本当に介入が必要な方を取りこぼさない(重症化リスクの見極め)
一方で「薬だけ出してほしい」に全部応えるのではなく、過剰にならない運用を守る
この“いい塩梅”を、チームで徹底していきます。
最後に:数字と現場感、どっちも大事
流行の兆しって、グラフだけ見ていても分からないし、逆に現場感だけでも見誤ることがあります。
だからこそ、**「相談の増え方」×「公的データ」**の両方を見ながら、地域で必要な医療がちゃんと届くように、準備を進めていきます。
(参考:札幌市の週別・区別のCOVID-19報告数一覧PDF)567_1
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