【「治す」より「支える」──それも立派な医療です】
- 恭祐 昼八
- 6月16日
- 読了時間: 2分

病気を治すために病院に行く。薬を飲む。手術を受ける。
多くの方にとって「医療」とは、そういう“治すためのもの”というイメージがあると思います。
でも、私たちが日々行っている訪問診療では、 「治す」ではなく**「支える」ことを目的にしている医療**がたくさんあります。
🏠 治らない病気、でも家で暮らせる
たとえば、
認知症が進んでいく方
難病で症状の進行を止めることができない方
がんの末期で、積極的な治療よりも痛みの緩和が求められる方
そうした方々にとっては、 「治すこと」よりも、 “自分らしく暮らすこと”をどう支えるかのほうが大切なテーマになります。
🩺 医療とは、「寄り添う力」でもある
痛みをやわらげる
呼吸を楽にする
ご飯が食べられるようにする
家族が少しでも休めるようにする
これらはすべて「治す」わけではありません。 でも、患者さんとご家族の毎日に必要な支えです。
私たちはそれを、ちゃんと医療として向き合いたいと思っています。
🤝 支える医療は、チームでつくる
「先生が全部決めて、全部やってくれる」医療ではなく、
看護師
ケアマネジャー
訪問看護
ヘルパーさん
そしてご家族
みんなで一緒に「どうしたらこの人が、なるべく心地よく過ごせるか」を考える。 それが、私たちが目指す「支える医療」です。
🌱 最後に
病気を治すことがゴールじゃない。 でも、病気があっても「暮らす」ことはできる。
その暮らしを守るために、医療がそばにいる。 それが、逢縁クリニックの訪問診療です。
「治らないからもう医療は必要ない」と思わずに。 “支える医療”が必要なときは、私たちがそばにいます。
📞 お問い合わせ
逢縁クリニック
TEL:070-9003-3302
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