どんな“状態”の方が訪問診療を受けられるの?|在宅医療の対象になるケースをご紹介
- 恭祐 昼八
- 4月8日
- 読了時間: 3分
「病名はあるけど、うちの家族は訪問診療の対象になるのかな?」
「どんな状態なら、病院に行かなくても診てもらえるの?」
そんなご質問をよくいただきます。
訪問診療は、「通院が難しい状態にある方」を対象とした医療サービスです。決して「寝たきりの方限定」ではありません!今回は、**訪問診療を受ける対象となる“状態”**をわかりやすくご紹介します。
✅ 訪問診療は“状態”に応じて受けられます
訪問診療は、あらかじめ医師と計画を立てて定期的にご自宅や施設へ伺う医療です。以下のような状態にある方が対象になります。
🛏 1. 寝たきり、またはそれに近い状態の方
寝返りや起き上がりが自分では難しい
介助なしでの移動ができない
日常生活の多くをベッドで過ごしている
👉 通院が困難なため、定期的な診察・処方・処置が必要です。
🧓 2. 高齢や体力低下で外出が難しい方
歩行が不安定で転倒リスクが高い
呼吸器疾患などで外出時の体力消耗が激しい
病院での待ち時間が身体的に大きな負担
👉 通院自体が“負担”であり、在宅医療が適しています。
🧠 3. 認知症や精神的理由で通院が難しい方
認知症で病院に行くと不穏になってしまう
外出に強い抵抗感や混乱がある
重度の精神疾患がある
👉 ご本人の安心と安全のため、在宅での診療が有効です。
🎗 4. がんや難病などの在宅療養中の方
緩和ケアを受けながら、自宅で過ごしたい方
痛みや症状を和らげながら、自分らしい生活をしたい方
進行がんやALSなどの難病で、医療的ケアが日常的に必要な方
👉 ご自宅での医療支援+看取りにも対応しています。
💧 5. 点滴・胃管・酸素療法など医療的処置が必要な方
栄養補給のための点滴や経管栄養が必要
在宅酸素療法(HOT)を使用している
カテーテルや人工肛門などの管理が必要
👉 医師の定期的な診察と、訪問看護との連携で在宅療養が可能です。
🤱 6. 退院直後のフォローが必要な方
病院を退院したばかりで医療的ケアが継続して必要
一時的に体力が落ちて通院が難しい
自宅での療養生活に不安がある
👉 医師がご自宅で診療し、必要な検査や処方を行います。
👶 7. 小児・若年者でも「状態」により対象になります
重度の障害があり医療的ケアが継続して必要
神経難病や在宅人工呼吸器を使っているお子さん
慢性疾患で医療フォローが必要だけど通院が難しい など
👉 逢縁クリニックには小児科の医師も在籍しており、対応可能です。
🏥 逢縁クリニックでは、さまざまな状態に応じて訪問診療を提供しています
逢縁クリニックは、多様な専門分野の医師が在籍し、医療機器も充実しています。そのため、以下のような対応が可能です:
ポータブルレントゲン2台で自宅でも画像診断
血液検査・血液ガス分析もその場で実施
点滴、胃管交換、褥瘡管理、緩和ケアなど幅広く対応
形成外科・皮膚科・神経内科・小児科などの専門医が在籍
📞 「訪問診療を受けられる状態か分からない」そんな時はご相談を!
状態が対象に当てはまるかどうか不安なときも、まずはお気軽にご相談ください。お話を伺い、医師が診療可能かどうかを判断いたします。
📞 お問い合わせ:070-9003-3302
🌐 ホームページ:https://www.o-en-clinic.com
「病気」ではなく「状態」でも判断する、それが訪問診療です。「通院が難しい」と感じたら、ぜひ一度、逢縁クリニックへご相談ください。あなたのご家族に合った、無理のない医療のかたちをご提案いたします。
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