「薬が多すぎて体調が悪い気がする」──ポリファーマシーに悩む方へ
- 恭祐 昼八
- 13 分前
- 読了時間: 3分

「この薬、何のために飲んでるんだっけ…」「病院に行くたびに薬が増えていって、不安」「かかりつけ医に相談しても“他の病院のことだから”と話が進まない…」
そんな声を、私たち逢縁クリニックは日々たくさん受け取っています。
💊 薬が“多すぎる”ことが不調の原因かもしれません
高血圧・糖尿病・整形外科疾患・精神疾患・胃腸症状…。それぞれ別の病院にかかって、気づけば1日10錠以上のお薬を飲んでいるという方も少なくありません。
その結果…
フラつきや転倒
食欲低下
便秘や下痢
意識のぼんやり感
よくわからない不調
などが起きてしまうケースもあります。
この状態を医学的には「ポリファーマシー(多剤併用)」と呼び、特に高齢者では重大な健康リスクになり得るとされています。
🏥 でも、なかなか薬のことを相談できない現実
「薬を減らしたい」と思っても…
「それは○○病院の薬なので…」
「勝手にやめるのはやめてくださいね」
「気になるなら処方元に聞いてみてください」
そう言われて、薬についての相談をたらい回しにされてしまうケースも珍しくありません。
🔍 逢縁クリニックでは、薬の“交通整理”をしています
逢縁クリニックでは、多剤併用でお困りの患者さんに対して、以下のようなプロセスで丁寧に薬の整理を行っています。
✔ ① すべての医療機関から診療情報を取り寄せる
どの病院で、どんな疾患で、どの薬が出ているのかを把握するため、関係する病院すべてに診療情報提供書を依頼します。
✔ ② 薬剤師とチームで検討
当院に関わる薬剤師と連携し、**「この薬は本当に必要か」「重複や相互作用はないか」**を客観的に見直します。
✔ ③ ご本人・ご家族と一緒に調整を進める
「急にやめる」ではなく、段階的に、安全に減らしていくことを前提にご説明します。時には元の病院とも連絡をとりながら、無理のない整理と連携を大切にしています。
🧠 減らすことが目的ではなく、“納得して飲める状態”がゴールです
すべての薬を否定するのではありません。必要な薬はきちんと飲むべきです。でも、「本当に必要かどうか分からないまま飲み続けている薬」があるなら、それは一度見直すべきサインかもしれません。
逢縁クリニックでは、患者さん自身が「納得して薬を飲める」状態を目指してサポートしています。
📞 薬のこと、お困りならご相談ください
「薬が多すぎて心配」「整理したいけど、どう始めればいいか分からない」「主治医が複数いて、誰に相談すればいいか分からない」
そんなときは、逢縁クリニックまでご相談ください。在宅医療を通じて、薬の見直しも含めたトータルなケアをご提案します。
📞 逢縁クリニック(おうえんクリニック)
TEL:070-9003-3302
「飲みすぎているかもしれない」その不安に、医師と薬剤師で丁寧に向き合います。ポリファーマシーでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
Comments