【満開の笑顔と22年の桜】患者さんと迎えた、春のひととき
- 恭祐 昼八
- 13 分前
- 読了時間: 2分
北海道にもようやく春の風が吹き、桜が見頃を迎えています。そんな中、ある患者さんのお宅を訪問した看護師から、素敵なエピソードが届きました。
🌸 「この桜を見せてあげたい」とご本人の希望で
訪問時、ご家族からこう言われました。「せっかくだから、この桜を母に見せてあげたいんです。」
それは、ご自宅の庭に咲く22年物の桜。患者さんを車椅子に乗せ、窓際までお連れすると──
ふわっと目を見開き、やわらかな笑顔。ご本人は何度も「きれいだねえ…」「これはいい春だねえ」と。その表情は、写真を見ていただければ一目瞭然です。
🌱 1mの苗木から、2階を超える桜へ
この桜、実は22年前にジョイフルエーケーで購入した苗木だったそうです。当時はまだ背丈が1mほどで、花も2〜3輪しか咲かなかったとか。
それが今では──2階の窓をゆうに超える立派な桜に成長。ご本人と一緒に育ってきたかのような、家族にとってかけがえのない存在です。
🍒 ちなみに…さくらんぼの木は断念しました(笑)
実は当時、桜の木と一緒にさくらんぼの木も植えたそうです。ところが…
「青虫、毛虫がすごくてね〜。葉っぱが好物みたいで大量発生しちゃって…」「頭の上にぽろぽろ落ちてくるのが耐えられなくて、伐っちゃいました(笑)」
とのこと。
残ったのが、この見事な桜。まさに、生き残った春のシンボルです。
😊 今日の応援だね、逢縁だけに。
看護師が笑顔で付き添い、桜を見上げるご本人の姿は、まさに「この春に間に合ってよかった」と思わせる瞬間でした。
病気があっても、移動が難しくても、ご本人の「見たい」「感じたい」を大切にしたい。私たち逢縁クリニックが大事にしている想いのひとつです。
📸 写真で伝わる、この日の“春”


今日の応援、逢縁だけに。
Comments