Q&A|デイや訪問歯科が入っていても訪問診療は可能?——結論:月1ならむしろ調整しやすい
- 恭祐 昼八
- 4 時間前
- 読了時間: 3分
質問:外来通院がむずかしく、しばらくは娘さんの代理受診で処方だけを続けてきました。某脳外科で**左脳幹梗塞(H28発症)**の通院歴あり。介入サービスは 月1回の診療希望/火曜希望、月・水・金は終日デイ、木は訪問歯科(時間不定)。空いている枠が限られますが、訪問診療に来てもらえますか?
結論:全然いけます。 月1回の定期訪問であれば、デイや訪問歯科の予定を避けての調整が容易です。
どう調整するの?(基本の考え方)
固定曜日×時間帯で先に押さえる:例)毎月第2火曜の午後など、コリドー(通り道)に組み込みます。
デイ優先でOK:月・水・金はデイと重ならないように設定。木の訪問歯科は前日〜当日連絡で時間微調整します。
家族の同席は必須ではない:重要事項は電話/オンラインでIC(説明・同意)可能。代理受診からの在宅切替もスムーズです。
具体例(スケジューリングの型)
第2火曜 14:00–16:00枠に定期訪問
木の訪問歯科が午後になった場合は、午前へ前倒し or 翌週の火曜へスライド(あらかじめ“第3火曜予備枠”を設定)
急な体調変化は、定期とは別に必要時の往診でカバー
予定が“動く”前提で、本枠+予備枠の2本立てにしておくと安心です。
月1診療でできること(代表例)
既往(脳梗塞)に合わせた内服の継続・見直し
血圧・心拍・嚥下・栄養・睡眠など生活機能の再評価
在宅での採血・心電図・携帯エコー(必要に応じて)
書類:主治医意見書/各種意見書・指示書(訪問看護・リハ・口腔など)
はじめ方(最短フロー)
ご相談:電話・メール・ケアマネ経由いずれも可。希望の火曜枠を教えてください。
初回訪問:病歴・薬・生活リズム(デイ/歯科)を確認し、本枠+予備枠を設定。
連携:デイ・訪問歯科と連絡線を共有し、当日の動きが重ならないよう調整。
定期運用:月1回の診療+必要時の往診で“その日の山”を下げます。
よくある質問
Q. 火曜の中でも時間帯が限られます。
A. その時間帯に本枠を置き、予備枠を別日に設定して対応します。
Q. 家族の同席は毎回必要?
A. 必須ではありません。 重要説明は電話/オンラインで行います。
Q. 他院の外来は続けられますか?
A. 併用可能です。紹介状で情報を往来させ、外来+在宅の役割分担をします。
まずはお気軽に
「火曜しか空いていない」「デイと歯科で埋まっている」——それでも大丈夫。スケジュールの組み方からご提案します。
📞 070‑9003‑3302
✉️ o-en@o-enclinic.com対応エリア:札幌市内全域/白老町/苫小牧
※本記事は一般的なご案内です。個別の運用は診察時に最適化します。
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