Q&A|紹介状(診療情報提供書)がなくても、訪問診療を始められますか?——結論:必須ではありません
- 恭祐 昼八

- 10月10日
- 読了時間: 3分

質問:「紹介状(診療情報提供書)が用意できません。それでも訪問診療を開始できますか?」
結論:できます。 紹介状は“あるに越したことはない”ですが、事情はさまざま。必須ではありません。 当院は状況を確認し、最短で同日〜翌日から診療を始めます。
紹介状が“あると助かる”理由(でも、なくても大丈夫)
直近の診断名・治療歴
検査結果(採血・画像)
お薬の履歴/アレルギー
感染症・耐性菌、抗凝固薬の使用
医療機器(在宅酸素、胃ろう、カテなど)の設定
これらは初回訪問での診察・聴取・採血、ご家族やお薬手帳、ケアマネ資料、前医への**情報照会(同意の上)**でも補えます。
紹介状がない時の“最短ルート”
ご連絡(電話・メール・ケアマネ経由)
初回訪問:病状・生活状況・既往・服薬・アレルギーを確認し、当面の方針(薬・ケア・連絡線)を決定
必要な検査:在宅で採血・心電図・エコー等/画像は提携機関へ当日〜翌日で調整
情報の取り寄せ:同意のもと前医へ照会、資料が届きしだい方針を微調整
事前にご用意いただけるとスムーズ
健康保険証/介護保険証
お薬手帳(実物・写真どちらでも)
退院サマリーや検査結果(お手持ちがあれば)
家族メモ:困っていること(痛み・発熱・不眠・食事/排泄・転倒・夜間不安など)、目標(入院を減らしたい 等)
よくある質問(FAQ)
Q. 緊急で紹介状を待てません。
A. 状態を見てその場で対処します。痛み・発熱・脱水・便秘などの“山”は今日〜明日に下げる前提で動きます。
Q. 前の病院は続けたいです。併用できますか?
A. できます。外来+在宅で役割分担し、必要時は紹介状で情報を往来させます。
Q. 介護保険の申請が控えています。主治医意見書は?
A. 初回訪問の診察を踏まえて作成対応が可能です(自治体の運用に準じます)。
Q. 訪問頻度は?
A. 月1回でも月2回でもOK。 季節や病状でいつでも見直します。
Q. 夜間や休日は?
A. 連絡手順を初回に共有。必要時は往診・臨時処方でカバーします。
当院の体制(ここが強み)
同日〜翌日の即応:受電→医師判断→初期介入までを時間で設計
ワンチーム:訪問診療×訪問看護×薬局で、薬・物品・ケアを一気通貫
在宅で検査・点滴:採血・ECG・携帯エコー・点滴・創傷ケア
看取り〜葬儀連携まで、切れ目なく支援
対応エリア:札幌市内全域/白老町/苫小牧
まずはお気軽に
「紹介状が間に合わない」「前医に通えていない」——質問からでOKです。状況に合わせて最短ルートをご提案します。
📞 070‑9003‑3302✉️ o-en@o-enclinic.com
※本記事は一般的な情報です。個別の判断は診察にて行います。






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