ひまわり事務長、来院【エイチコンサル社長林さん】
- 恭祐 昼八
- 9月18日
- 読了時間: 3分
——「在宅の困ったを解決します」の人と語った日
今日はちょっと日記調で失礼。
合同会社エイチコンサルの林社長(通称:ひまわり事務長)が、うちに遊びに来てくれました。
会社名どおり「林(=H)がコンサルする」からエイチコンサル。覚えやすい。
まず前提。彼の仕事は“コンサル”と一言で片づけられない。訪問診療の立ち上げ支援、レセプト・請求、施設基準、医療事務教育、雑務含めて何でも屋。在宅界隈では、こういう人が本当に重宝される。
特に札幌の在宅界隈で林を知らないものはモグリなのかもしれない
まずはプロフィール
合同会社エイチコンサル「在宅診療の困ったを解決します」
2023年12月創業/代表:林 達朗
20社超の医療機関・企業と提携
レセプト・請求代行/医療事務教育/施設基準相談
困ったら**“バーチャル事務長”**として現場に入る
そして数字。9月上旬時点で、レセプト管理人数が1,260名。うちの患者数よりもはるかに多い。…恐るべし。
詳しいことはインスタグラムをご参照あれ!
直球の質問、ぜんぶ聞いた
Q. なぜコンサルやるの?
A.「人の面倒みるの、好きなんだよ。」——これ、いちばん強い動機。
Q. 知識を出し切ったら契約終わりじゃない?
A.「手を抜いて長くお金をもらう仕組みもあるけど、それはやらない。本気で成果を出して“すぐサヨウナラ”されるくらいでいい。その後はレセプト代行など別のバリューで続ければいい。」——武器が一つじゃない人だ、と思った。
コンサルは“2024年の廃業ランカー”なんて言われがち。確かにパチモンも多い世界。そんな中で林さんは差別化の軸を自分で決めて、自分の手で回している。正直、何枚も上手だなと感じました。
話は思想へ(ここから私のマイワールド)
「今後は思想を売り込む時代になる」と私は思っていて(すみません、持論です)。
林さんも「江戸時代あたりまで戻ってるような時代だよね」と同意。
シンパシーを感じてしまった。
好きな人の話になって——私は山本五十六派。生産性高いチームを作ろうと思うと、時間をかけて教えなければならないと考えるので、どうしても彼の言葉に戻る。
林さんは荘子(そうし)。最初、私はうっかり孫子と混同して知ったか…すみません。
荘子の有名どころは万物斉同・無為自然。「それぞれの**道(タオ)**に導くのがコンサルの役目」というのが彼の解釈。(※ここは奥が深いので、続きを知りたい方はご本人に聞いてください。私の解釈で語るとズレるので割愛。)
中長期のビジョン(林さん談)
レセプト効率化システムを開発中。→ 元病院勢の私からも激しく同意。A査定数十円のために残業1.25倍…あれは時代を終わらせたい。ぜひ、終止符を。
在宅医療従事者の“世界平和”。→ 何をもって“世界平和”とするのか、今度ゆっくり対談しましょう(お酒ありで)。
きょうのまとめ(雑メモ風)
在宅の困った=ひまわり事務長にまず相談、は正解。
彼は即戦力で燃やしてから、代行業務で残すタイプ。クリーンな差別化が好感。
私は思想×オペレーションで在宅を回す派。林さんの荘子×実務は相性が良い。
レセプト効率化は全員のため。プロダクト、期待しています。
林さん、お忙しい中ありがとうございました。また語りましょう。(世界平和の定義、宿題にしておきます。)




