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訪問看護の集客は“離脱対策”から——がん終末期『痛いから入院したい』をほどく【微課金レベル#2|完結編】

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前回(#1)では、「入院したい」の真意をほどくことが最強の集客=離脱対策だとお伝えしました。完結編の今回は、がん終末期で“痛みが強いから入院したい”と言われた場面に絞って、在宅でできる具体的な“打ち手”を整理します。


『痛いから入院したい』——本当の理由は“痛み”だけ?

ヒアリングしてみると、背景には次の**外来通院の“負担構造”**が潜んでいました。

  • 痛みが強い → 今すぐ薬を調整したいのに、外来は予約→移動→長い待ち時間

  • 出された薬が合うか不明。日々痛みスケールが変動し、そのたびに再受診が必要。

  • 家族・本人ともに、通院自体がつらい(体力・天候・待ち時間・交通)。

つまり『入院したい』はしばしば、**「すぐに、柔軟に、安心して痛みを整えたい」**の表現です。


訪問看護が提案できる“解”=訪問診療×訪問看護×薬局の即応チーム

逢縁クリニックなら、同日〜翌日に動けます。

在宅緩和ケアはスピードと連続性が命。訪問診療が入るだけで、次のような利点が生まれます。

  • 診療の即応:医師が同日/翌日に評価・処方調整。必要に応じて臨時往診や電話診療。

  • 投薬の柔軟性:複数の鎮痛オプションから個別に調整(※用量・剤形は医師判断)。

  • リアルタイム連携:訪問看護が評価(痛み・せん妄・便秘・悪心)→主治医と即共有→微調整。

  • “戻り設計”:万一入院が必要でも、退院後の在宅再開パスを先に決めておく。

結果として、離脱を防ぎ、在宅継続につながります。

入院が“最適解”のケースも、もちろんある

  • 制御不能の症状群(激しい出血、難治性嘔吐・疼痛、急速な呼吸不全 等)

  • 継続的モニタや侵襲的処置が必要な場合

その際も、退院後の再開パス(再訪日、連絡経路、薬の引き継ぎ)までを先に設計しておくことで、離脱を防げます


まとめ

『痛いから入院したい』は、在宅でもスピード×連続性を整えれば、多くのケースで対応可能です。訪問診療×訪問看護×薬局の即応チームで**“その日〜翌日”に山を越える**。これが離脱を減らし、結果として最強の集客策になります。

迷ったら、「まず在宅で山を下げられる選択肢は?」から始めましょう。

📞 お問い合わせ

逢縁クリニック

📍札幌本院:札幌市北区北33条西2丁目1-15 KANTINE

📍白老町:白老町東町4丁目6-7 白老町総合保健福祉センター(いきいき4・6)内

📞TEL:070‑9003‑3302


 
 
 

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