【高級飲食店に学ぶ】ホスピタリティは「気づく力」
- 恭祐 昼八
- 6月2日
- 読了時間: 2分
先日、とある高級レストランを訪れたときのこと。
料理や空間はもちろん素晴らしかったのですが
それ以上に心に残ったのは、**スタッフの一つひとつの「気づき」**でした。
🍽 料理ではなく「人」に価値を感じた瞬間
グラスの水が半分になる前に、自然に注ぎ足される
コートの返却時に「ポケットの中、確認済みです」と一言
少し寒そうにしていたら、そっとひざ掛けが用意される
どれもマニュアルではなく「気づき」から生まれる動作。これこそが、ホスピタリティの本質だと強く感じました。
🩺 医療・介護の現場でも同じことが言える
「今日は声のトーンが少し低いな」と感じたとき
「いつもより飲水量が少ない」と気づいたとき
「あの人の目線が窓ではなく床に向いている」と思ったとき
それに気づけるかどうか。そして、それを**「行動に移せるかどうか」**が、私たちが提供するサービスの“質”を決めると思います。
💡 気づく人には、理由がある
なぜ高級飲食店のスタッフは、あんなにも自然に「気づける」のか。答えは、おそらくこうです:
相手が「満たされた顔」で帰っていく姿を、何よりの報酬としているから。
「ありがとう」と言われたいのではなく、「またここに来たい」と思ってもらえるかどうか。そのために、すべての言動がある。
🤝 私たちのホスピタリティとは
逢縁クリニックが大切にしているのも、「気づき」を大事にした医療です。
不安そうな表情に、言葉を添える
ご家族の疲れを、察してケアマネに連絡する
言葉にされなかった“痛み”を、表情から読み取る
これらはすべて、一歩踏み込んだ観察と、相手への想像力から生まれます。
✨ 最後に
高級なサービスとは、「お金をかけたもの」ではありません。相手が何を求めているかに“気づき”、さりげなく応える力。それこそが、私たちが目指すホスピタリティです。
📞 ご相談・お問い合わせ
逢縁クリニック
TEL:070-9003-3302
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