ケアマネに相談すべき?医療機関に直接相談すべき?ケース別ガイド(迷った時の早見表)
- 恭祐 昼八

- 12 分前
- 読了時間: 4分
在宅の相談って、最初の一歩が一番むずかしいです。
「ケアマネに言うべき?」
「病院(クリニック)に直接電話していい?」
「包括支援センターって何をしてくれるの?」
結論はシンプルで、“困りごとの種類”で相談先を変えるのが正解です。この記事では、よくあるケース別に、どこへ相談すると早いかをまとめます。
まず早見表:相談先の基本ルール
病状・薬・急変・検査など“医療”が中心 → 医療機関(かかりつけ/訪問診療)
介護サービス・生活支援・認定・手続き“介護”が中心 → ケアマネ
ケアマネがいない/要介護認定前/独居高齢者の総合相談 → 地域包括支援センター
夜間休日で緊急性が高い → 救急(119)や救急相談
迷ったら、今いちばん困っているのが“症状”か“生活”かで決めると外しにくいです。
1)医療機関に直接相談すべきケース
症状や薬の問題(医療判断が必要)
発熱、息苦しさ、意識が変、胸痛、脱水など
痛みが強い、眠れない、せん妄っぽい
薬が合っていない/副作用が疑わしい
薬が切れそう、処方の調整が必要
退院後の病状フォローや治療方針を決めたい
→ まず医療機関が早いです。「受診すべきか」「往診か」「救急か」の判断もここ。
訪問診療を始めたい/通院が難しい
通院が成立しない(付き添いが必要、雪で通えない、認知症で外出できない)
介護タクシーが必要で負担が大きい
自宅で点滴、褥瘡、酸素など医療ニーズがある
看取りを自宅で考えている
→ 訪問診療の医療機関に直接相談でOKです。(ケアマネ経由じゃないとダメ、ではありません)
2)ケアマネに相談すべきケース
介護サービスを組みたい・生活を整えたい
ヘルパーを増やしたい(入浴・排泄・食事・掃除)
デイサービスを利用したい
ショートステイを使いたい
介護ベッドや手すりなど福祉用具を導入したい
家族の介護負担が限界に近い
施設入所やサービス調整を相談したい
→ これは ケアマネの守備範囲です。医療が必要でも、生活の土台が整わないと在宅は回りません。
介護保険の範囲や回数の調整
「区分でどこまで使える?」「回数を増やしたい」
「サービス事業所を変えたい/増やしたい」
→ まずケアマネが最短ルートです。
3)地域包括支援センターに相談すべきケース(ケアマネがいない人)
要介護認定をまだ受けていない
どのケアマネに頼めばいいか分からない
独居の高齢者で、生活が回っていない
近所トラブル、見守り、虐待・消費者トラブルなど “総合相談”
「医療・介護どっちに相談すべきかも分からない」
→ こういう時は 包括が入口になります。必要に応じて、認定申請やケアマネ紹介、関係機関の調整までつないでくれます。
4)よくある“迷いがちな”ケース別ガイド
ケースA:親が最近弱ってきた。受診も怪しい。でもまだ認定なし
まず:地域包括支援センター(認定申請・ケアマネ調整)
併せて:症状があるなら 医療機関にも相談
ケースB:薬が多くて管理できない/飲めてない
まず:医療機関(処方整理・減薬・剤形変更)
連携:必要なら 薬局(在宅訪問)や 訪問看護につなぐ
ケースC:雪で通院できず薬が切れそう
まず:医療機関(処方継続・訪問診療の検討)
介護の支援が必要なら:ケアマネも同時に
ケースD:転倒が増えた/家での生活が危ない
まず:医療機関(骨折・頭部外傷の評価、内服調整)
同時に:ケアマネ(手すり・福祉用具・訪問サービス調整)
ケースE:家族が限界。介護が回らない
まず:ケアマネ(サービス増、ショート、施設検討)
医療的な不安が強ければ:医療機関も並走
ケースF:看取りを自宅で考えている
まず:医療機関(訪問診療)
ほぼセット:訪問看護(ケアマネとも連携)
迷った時の鉄則:同時相談は“アリ”
「ケアマネに言ってからじゃないと医療機関に相談できない」そんなことはありません。
むしろ在宅は、医療と介護が同時に動くほど安定します。迷うなら、
症状の相談は医療へ
生活の相談はケアマネへ
ケアマネがいなければ包括へ
この3点でOKです。
逢縁クリニックとしてのスタンス
当院には、ケアマネ経由・家族から直接・包括から、いずれのルートでも相談が入ります。医療情報が揃っていなくても構いません。
「これ、どこに相談するのが正解?」という段階でも、まずは連絡してください。必要があれば、こちらから包括・ケアマネ・訪問看護などと連携して進めます。
📞 お問い合わせ逢縁クリニック
📍札幌本院:札幌市北区北33条西2丁目1-15 KANTINE
📍白老町:白老町東町4丁目6-7 白老町総合保健福祉センター(いきいき4・6)内




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