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訪問診療の開始手続き:相談〜初回訪問までの流れ(家族向け)

「親が通院できなくなってきた」

「退院後、自宅で診てもらえる体制を作りたい」

「何から始めればいいか分からない」

訪問診療(在宅医療)は、最初の一歩さえ踏めれば意外とスムーズに進みます。この記事では、ご家族向けに 相談〜初回訪問までの流れ をわかりやすくまとめます。


1)まずは相談(電話・WEB)

まずは当院へご連絡ください。ご家族・本人・ケアマネジャーさん・地域包括支援センター・病院の相談員さん、どこからの相談でも大丈夫です。

相談時点で医療情報が揃っていなくてもOKです。「分かる範囲」で構いません。


2)ヒアリング(状況整理)

次のようなことを確認します。

  • ご本人の状態(主な病気、最近の体調変化)

  • 通院が難しい理由(歩行困難、認知症、付き添いが困難 など)

  • 今困っていること(食事、排泄、痛み、薬が多い、転倒、介護負担 など)

  • ご住所(訪問可能エリアか)

  • 連絡先(キーパーソン:主に連絡を取るご家族)

  • 介護保険の状況(要介護認定、ケアマネの有無、サービス利用状況)

※ここで「訪問診療が合いそうか」「緊急性があるか」を判断します。


3)必要書類・情報の共有(ある範囲でOK)

初回訪問の準備として、次の情報があるとスムーズです。

  • お薬手帳(内服が分かるもの)

  • 退院サマリー/診療情報提供書(あれば)

  • これまで通っていた病院名・クリニック名

  • 介護保険証、医療保険証、各種受給者証(お持ちの場合)

「紹介状がないとダメ?」と心配されることがありますが、不足している情報は当院から医療機関へ確認・依頼することも可能です。まずは“つながること”が大事です。


4)初回訪問の日程調整

ご本人・ご家族の予定、介護サービスのスケジュールも考慮しながら、初回訪問日を決めます。

可能であれば、初回は以下のどちらかがおすすめです。

  • ご家族が同席できる日時

  • ケアマネジャーさんや訪問看護師さんが同席できる日時

同席が難しい場合も、電話で事前に確認したり、鍵の受け渡し方法を調整したりして対応します。


5)初回訪問(当日の流れ)

初回訪問では、単に診察をするだけでなく、今後の在宅療養が回るように“土台作り”をします。

初回訪問で行うこと(例)

  • 診察(バイタル、全身状態、症状の整理)

  • 生活状況の確認(食事、移動、転倒、認知、服薬、介護負担)

  • お薬の確認(重複や飲み合わせ、飲めているか)

  • 今後の方針の相談(訪問頻度、緊急時の連絡方法、必要な検査など)

  • 必要に応じて採血などの検査

  • 介護側との連携(ケアマネ・訪看・施設との情報共有)

6)初回後:情報収集と連携(ここから安定します)

初回訪問後、必要があれば当院から

  • 以前の医療機関へ診療情報の依頼

  • 訪問看護の指示書作成

  • 薬局との連携(配薬・一包化など)

  • ケアマネジャーさんとサービス調整

などを進め、在宅療養が“回る”状態に整えていきます。


よくある質問

Q. 医療情報が少なくても大丈夫?

大丈夫です。転居直後や受診歴がバラバラな方も多いので、分かる範囲で構いません。

Q. どのくらいで初回訪問に来てもらえる?

緊急性や地域、スケジュールによります。まずは状況を伺い、優先順位をつけて調整します。

Q. 初回は家族が必ず同席しないといけない?

可能なら同席がおすすめですが、難しい場合も調整できます。まずはご相談ください。


まとめ:まずは「相談」がスタートです

訪問診療は、書類が完璧に揃ってから始めるものではなく、つながってから整える医療です。

「対象になるか分からない」「何を用意すればいいか分からない」その段階で大丈夫なので、まずはご連絡ください。

📞 お問い合わせ逢縁クリニック

📍札幌本院:札幌市北区北33条西2丁目1-15 KANTINE

📍白老町:白老町東町4丁目6-7 白老町総合保健福祉センター(いきいき4・6)内

 
 
 

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