Q&A|特別養護老人ホーム(特養)でも訪問診療は受けられますか?
- 恭祐 昼八

- 10月27日
- 読了時間: 2分
A. 受けられます。ただしショートステイ利用や悪性腫瘍などの場合に限るという条件があります
特養は“介護”の施設ですが、入居者さんの医療は外部の医療機関が担当できます。当院も施設の看護・介護スタッフさんと連携し、定期の訪問診療+必要時の往診でサポートします。
こんな時に特におすすめ
外来通院が難しい/移送の負担を減らしたい
看取り・緩和ケアを施設で行いたい(家族の希望に沿って)
当院でできること
月1回でも月2回でもOK(病状・季節で柔軟に見直します)
在宅での採血・尿検査・心電図・携帯型エコー・点滴
薬の整理(ポリファーマシー対策)/急変時の初動ラインの共有
看取りまでの連続支援(葬儀社連携の事前相談も可)
当院の運用方針:症状の“山”は同日〜翌日で下げる設計です。
施設との役割分担(イメージ)
施設:日常の観察・服薬管理・家族連絡・緊急時の一次対応
当院:診察・処方調整・検査/処置の判断、連絡手順の明確化、必要時の往診
家族:重要な説明は対面/電話/オンラインでIC(説明・同意)対応
はじめ方(最短フロー)
ご相談:施設職員さま・ご家族どちらからでもOK(電話/メール)
事前ヒアリング:既往・内服・これまでの方針、施設のルールや入浴/食事時間を確認
初回訪問:診察→診療頻度・連絡先・夜間対応を取り決め
運用開始:定期訪問+必要時の往診で継続
施設に嘱託医(協力医)がいらっしゃる場合は、方針を尊重しつつ併診/切替を施設のご意向に沿って調整します。
費用について(概要)
医療費は医療保険の自己負担(1〜3割等)です。
介護サービス費はこれまで通り介護保険で算定(施設側)。
具体の自己負担額は内容で変わるため、個別にご説明します。
よくある質問
Q. 施設の予定(入浴・レク)と重なりませんか?
A. 施設のタイムテーブルを最優先に、毎月の曜日・時間を固定します。必要なら予備枠も設定。
Q. 家族が毎回立ち会えません。
A. 必須ではありません。 重要事項は電話/オンラインで説明・同意を取ります。
Q. 夜間や休日の急変は?
A. 初回に連絡手順(誰に・何分以内に)を共有。必要時は臨時の往診や外来・救急への搬送判断を行います。
まずはご相談ください
「特養でも診てくれる?」「今の薬、施設内で整えたい」—質問からでOKです。施設の皆さま・ご家族と一緒に、動くスケジュールを組みます。
📞 070-9003-3302
対応エリア:札幌市内全域/白老町/苫小牧





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