「“プチ炎上”から見えた本音と希望――シンポジウム振り返り」④
- 恭祐 昼八

- 8月6日
- 読了時間: 2分

今回のシンポジウムで特に印象的だったのは、「在宅にソーシャルワーカーは必要か?」という議論を通じて、多くの方が改めてMSWの存在意義ややりがいを再確認されたという声でした。
「改めて、MSWの存在意義ややりがいなどを感じることができたことが良かった」 「在宅医療にソーシャルワークは必要だと科学的に証明しないといけないと思いました」 「必要とされる仕事や求められる人物像とならねば2040年には生き残れないと、実感させられた」
こうした声が挙がること自体、すでに“動き出している”と感じています。
MSWの存在意義ややりがいは、現場では誰もが日々実感していること。
けれど、それが業界外、あるいは他職種にどこまで可視化されているかというと、まだまだ道半ばです。
もっと“深掘って”“見える化して”“共有する”。 それによって、MSWの業界内での価値やヒエラルキーを高めることにつながっていくはずです。
そして、「科学的に証明する」というチャレンジ。 これはまさに、いま私たちが取り組むべき次の一歩だと思います。 定量的な成果、アウトカム評価、行動分析、満足度・負担感・多職種連携の質など、研究テーマは明確にあります。
もし本気で取り組む方がいれば、当院としても全力で協力します。 学会で発表できるような研究を共に作り上げていきたいと思っています。
2040年には社会の在り方も、医療の形も大きく変わるでしょう。 だからこそ、MSWという職種も進化し続けなければいけない。
我々としても、その時代に適応できる病院・在宅医療の体制を創りたいと考えています。 今回の前向きな意見の数々は、その大きなヒントとなりました。
もし、想いが近い方がいらっしゃれば、ぜひ当院と一緒にコラボレーションしませんか? 研究でも、実践でも、挑戦でも。
「MSWがいてくれてよかった」と心から思われる未来を、一緒に描いていきましょう。






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