「家族を守るはずの人が、分断を生んでどうする」
- 恭祐 昼八

- 8月11日
- 読了時間: 2分
🔹 本来、相談員は「橋渡し役」であるべきはずなのに
小児の医療的ケア児に関わる現場では、相談員という存在が要(かなめ)になります。家族の悩みを聞き、支援の輪をつなげる。時に行政や支援機関を巻き込み、最善の形で「子どもの暮らし」を守る。そんな立場であるはずの人が、“分断”を生むような働きかけをしていたとしたら…それはもはや「害」だとさえ言えます。
🔹 実際に起きた、信じがたい「誘導」
最近、ある他事業所の方から耳にした話です。ある相談員が、A事業所の前でB事業所の悪口を言い、B事業所の前ではAの悪口を言うという、いわば“離間工作”のような行動をしていたというのです。
結果的に、ある利用者さんは事業所を変更せざるをえない状況に追い込まれたとのこと。
そして、私たちも関わっているケースで、まさに同じような空気を感じています。
🔹「私たちのせい」にされていないか?という恐怖
私たちは、どこの事業所の悪口も言いません。なぜなら、誰が悪いかではなく、“その子の生活に何が必要か”だけを考えるからです。しかし、その相談員はもしかしたら、私たちが他事業所の悪口を言っていることに仕立てているのではないか?そんな不安を拭えません。
🔹 誤解が生まれる構図に、どう抗うか?
本音を言えば、ファクトチェックをしたい。でも、「◯◯さんがこんなこと言ってました?」なんてストレートに聞けるほど、現場は単純ではありません。
だからこそ、透明性のある対話の場や記録を残すこと、複数人での面談など、できる範囲での工夫が必要です。
🔹 障害者を取り巻く医療における「相談員の責任」とは
医療的ケア児や障害をもつ患者家族は、ただでさえ不安の中にいます。制度の不備、経済的負担、支援の分断――そこに**「人間関係のもつれ」や「根拠のない悪評」**などという不必要なストレスを増やしてはいけません。
相談員は「つなぐ人」であって、「裂く人」であってはいけない。
📣 最後に:お願いと希望
もし、似たような経験や違和感を持った方がいれば、ぜひ一度お話を聞かせてください。地域全体で、こどもたちの暮らしを守るための対話をしていきたいと本気で思っています。
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