【在宅医療の料金って高い?】白老町の相談室でよく聞かれる「お金」の話、まとめました
- 恭祐 昼八

- 8月1日
- 読了時間: 3分
はじめに
「訪問診療って高いんじゃないの?」
「うちの親に必要かもと思っても、費用面が不安で…」

そんな声が、札幌市内、最近かかわり始めた白老町の地域福祉センター「いきいき」で開催している相談室でもよく聞かれます。今回は、実際の料金の目安や、使える制度、判断のヒントについてご紹介します。
💰 訪問診療の料金の目安
区分 | 診療費(点数) | 交通費 | 合計(おおよそ) |
自宅・重症 | 約5,923点 | 約600円 | 約6,500円前後 |
自宅・月1回 | 約4,183点 | 約600円 | 約4,700円前後 |
施設・重症 | 約5,223点 | 約600円 | 約5,800円前後 |
※このほか薬代・緊急往診・検査料などが別途かかることがあります。
※詳しい金額は患者さんの状態・回数・制度利用により変動します。
🏥 公費制度も使えます
以下の制度を活用することで、実際の自己負担はさらに軽減されるケースがあります。
障害者医療費助成制度(重度心身障害者)
特定疾患(難病医療費助成)
生活保護
高額療養費制度 など
訪問診療への切り替えのタイミングで、これらの制度をあわせて活用するのが現実的な選択肢です。
💬 判断のポイント:「通院コスト」との比較
「いま月に◯回タクシーで通ってるけど、往復5,000円くらいかかってる」「薬だけもらいにいっても、診察も待ち時間もあってつらい」
そう感じている方にとって、訪問診療の費用は意外と現実的な金額かもしれません。
特に、タクシー代+付き添いの時間+ご本人の体力的な負担を考えると、在宅医療は“費用対効果”の高い選択肢といえます。
🏠 現場の声:「お金より安心を選んでよかった」
実際に訪問診療を利用されているご家族の中には、
「自宅で安心して療養できるようになった」
「いざという時、先生が来てくれるのが心強い」
「思ったより費用が高くなかった」
と話す方も多くいらっしゃいます。「費用が不安」という気持ちを相談すること自体が、訪問診療への第一歩なのかもしれません。
📍 ご相談は地域で・無料でできます
逢縁クリニックでは、白老町総合保健福祉センター(いきいき)内の相談室で、定期的に在宅医療に関する無料相談を実施しています。
札幌市内ではブログ下記にて案内しているメールアドレスや電話番号で対応可能です!
「そろそろ通院が大変そうだけど…」
「制度のこと、何から聞いていいかわからない」
そんな方も、どうぞお気軽にお立ち寄りください。
📞 お問い合わせ
逢縁クリニック
📍札幌本院:札幌市北区北33条西2丁目1-15 KANTINE
📍白老町:白老町東町4丁目6-7 白老町総合保健福祉センター(いきいき4・6)内
📞TEL:070‑9003‑3302
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