【白老町で訪問診療はじめます Vol.6】
- 恭祐 昼八

- 8月29日
- 読了時間: 2分

「みとりの受け皿」を地域に――講演会レポート
白老町の在宅医療・介護連携推進の講演会で、逢縁クリニック白老の池田慎一郎医師が「白老町での訪問診療」についてお話ししました。会場はいきいき4・6。新聞にも取り上げていただき、たくさんの方に関心を寄せていただきました。
当日お伝えしたこと(要点)
訪問診療の仕組み:定期訪問+必要時の緊急対応。
在宅でできる医療:症状評価、薬の調整、必要に応じた検査や処置、疼痛・息苦しさ等の緩和ケア。
看取りまで切れ目なく:ACP(人生会議)を重ね、望む場所で最期まで過ごすための支援。
医療と介護の“橋渡し”:ケアマネさん・訪問看護・福祉サービスと情報共有し、暮らしを中心に整える。
そのうえで池田医師が強調したのが、**「みとりの受け皿」**という視点。病院の病床や家族構成が変化する中で、自宅という選択肢を現実的に支える体制を地域で持つことが、これからの白老町にとって大切だとお伝えしました。
いただいた主な反応
「自宅でもここまでできるとは知らなかった」
「月1回ペースからでもお願いできるのは助かる」
「緊急時の連絡先や流れがわかって安心した」…といった声を多くいただきました。必要な医療を必要なだけ、暮らしに合わせて届ける——それが訪問診療の価値です。
これからの白老で
月1回のフォロー訪問から開始OK
介護施設・ご自宅どちらも対応
訪問看護との24時間連携で不安に寄り添う
病院⇄在宅の**ブリッジ(短期入院など)**も一緒に調整
「通院が難しくなってきた」「家で過ごす時間を増やしたい」「看取りまで任せたい」——まずは相談だけでも大丈夫です。地域のみなさんと一緒に、白老の**“みとりの受け皿”**を育てていきます。
📞 お問い合わせ逢縁クリニック
📍札幌本院:札幌市北区北33条西2丁目1-15 KANTINE
📍白老町:白老町東町4丁目6-7 白老町総合保健福祉センター(いきいき4・6)内
📞TEL:070-9003-3302






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