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トップランクの暴風雪の日、訪問に出る前に読んでほしい(同業者向け注意喚起)

昨晩〜今朝にかけて、外を見て「これはヤバいな…」と思うレベルの暴風雪でした。ドアを開けた瞬間に視界が消える、踏み出した足がそのまま埋まる。写真のとおり、**“移動すること自体がリスク”**になる日でした。

同業の皆さん(訪問診療・訪問看護・訪問リハ・ケアマネさん含め)、今日は注意喚起として書きます。暴風雪の日の訪問って、医療というより 「救助に近い業務」 になります。無理すると、患者さん以前にスタッフと車両が詰みます。

暴風雪の日に起きる“訪問あるある”は、全部事故につながる

暴風雪の日は、普段の「ちょっと遅れる」「少し遠回り」が命取りです。

  • 走行中のホワイトアウトで急に視界ゼロ

  • 吹き溜まりでスタック、牽引依頼が来ない(来ても時間がかかる)

  • 到着が遅れ、次の訪問が連鎖的に崩壊

  • 玄関までの数メートルで転倒(スタッフも家族も)

  • 電話がつながらない/充電が切れる/連絡網が回らない

結果、「行けない」より「帰れない」 が起きます。そして帰れない時点で、患者さんにとっても組織にとってもダメージが大きすぎる。

暴風雪の日は“診療の質”より“安全設計”が最優先

ここ、割り切りが必要です。

1)訪問は「優先順位」を振り切って決める

当日の朝に、訪問を3段階に分けるのが現実的です。

  • A:今日行かないと危険(急変疑い、酸素・点滴、看取りの局面など)

  • B:できれば今日(状態不安定だが代替策がある)

  • C:延期でOK(定期・安定、説明中心、処方継続可能)

ポイントは、Cを迷わず落とすこと。この判断を“現場の個人”に背負わせると、絶対に無理します。

2)「中止判断」のルールを先に決める

暴風雪の日は“頑張れば行ける”が一番危ない。中止判断は、空気ではなくルールで。

例(言語化しておくだけで違います)

  • 視界不良・吹き溜まり・交通規制・車両のスタックが出た時点で中止

  • 予定より遅延が積み上がったら「次の訪問を切る」

  • 迷ったら戻る(戻れるうちに戻る)

暴風雪の日の「持ち物」は医療物品より“生存装備”

在宅チームって医療物品は揃ってます。でも暴風雪は別ジャンルです。

最低限、車に常備したいもの:

  • スコップ、牽引ロープ、脱出用マット(or 砂/猫砂系でも)

  • ブースターケーブル、ジャンプスターター

  • 毛布、防寒具、カイロ、手袋(予備も)

  • ヘッドライト、モバイルバッテリー

  • 飲み物・軽食(スタック時に体力が削られる)

  • 滑り止め(簡易スパイク等)※玄関前が地獄

医療職は「患者さんのために無理しがち」なので、装備はやりすぎくらいがちょうどいいです。

訪問先への連絡は“安心を届ける連絡”にする

暴風雪の日、患者さん・家族・施設側も不安です。だから、連絡はこういう温度感が良いです。

  • 「安全最優先で、到着が難しい場合は延期します」

  • 「延期になっても困らないように、今日できる代替策をこちらで組みます」

  • 「緊急時は遠慮せず119、もしくは当院へ連絡ください(症状の目安も一言添える)」

“行けない連絡”は悪ではなく、患者さんの安全を守る行動です。

連携ツールは「導入」より「運用」が勝負(こういう日に差が出る)

暴風雪の日に本当に効くのは、ツールそのものじゃなくて運用です。

  • 連携チャットに「本日の運用」「中止基準」「A訪問だけ実施」などを固定投稿

  • “返事が遅い=責めない”文化(雪の日は皆しんどい)

  • 情報は短く、結論から(現場は読む余裕がない)

こういう日にチームが崩れないと、平時も強くなります。

最後に:スタッフが無事に帰ることが、患者さんのためになる

暴風雪の日は、真面目な人ほど無理します。でも、スタッフが事故ると、当日だけじゃなく翌日以降の在宅医療も止まります。

「今日は行かない」も、立派な医療の判断です。どうか皆さん、無理せず、安全第一で。


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📍札幌本院:札幌市北区北33条西2丁目1-15 KANTINE

📍白老町:白老町東町4丁目6-7 白老町総合保健福祉センター(いきいき4・6)内

 
 
 

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