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在宅や施設でも点滴は可能です|意外と知られていない医療の仕組み、ご説明します!

「点滴って、病院じゃないとできないですよね?」

「施設や在宅で点滴が必要になったら、入院しかないのでは?」

…こんな声を、ソーシャルワーカーさんやケアマネジャーさん、患者様ご家族様からいただくことが少なくありません。

実は、逢縁クリニックでは在宅や施設でも点滴治療が可能です。今回は、在宅医療での点滴の仕組みと、処方箋で対応できる点滴の一覧、物品供給の方法についてご紹介します。


1. 在宅・施設でも点滴治療は「可能」です!

訪問診療を受けている方で、以下のような状況では在宅や施設でも点滴が適応になります。

適応例

✅ 脱水状態(経口摂取が困難)

✅ 感染症の治療(抗菌薬の点滴)

✅ 栄養補給(点滴によるカロリー・ビタミン補充)

✅ 薬剤の投与(吐き気止め・利尿剤・鎮痛薬など)

※病態や背景に応じて、医師の判断のもと対応いたします。


2. 点滴薬の一部は処方箋でも対応可能です

「訪問診療でしか点滴はできない」と思われがちですが、薬局で処方できる点滴薬も多くあります。訪問看護師や施設看護師が管理できる範囲であれば、処方箋を発行し、点滴を続けることが可能です。

💊 処方箋で対応可能な点滴薬(例)

薬剤名(商品名)

主な用途

備考

生理食塩水(NS)

脱水、希釈など

基本の輸液

乳酸リンゲル液(ソルラクト)

脱水、循環維持

外来でも広く使用

ブドウ糖液(5%、10%)

低血糖、栄養補助

食事がとれないときに使用

ビタメジン、ネオファーゲンC等

ビタミン補充

栄養補助に有効

メイロン(重曹)

代謝性アシドーシス

状況により使用

ラシックス注

利尿剤

呼吸苦・心不全に対して

ガスター注

胃薬

ストレス潰瘍予防など

プリンペラン注

吐き気止め

がんや感染症のサポート

抗菌薬(クラフォラン、ロセフィンなど)

感染症治療

使用条件あり・医師判断で

※上記はあくまで一例です。個別の疾患や症状により、内容は調整します。


処方できない薬剤は院内で在庫して使用することも多々あります


3. 物品(注射針・点滴セットなど)はクリニックが供給します

点滴に必要な物品も「病院じゃないと使えない」と思われがちですが、逢縁クリニックでは、以下のような必要な物品を医療機関から供給し、在宅・施設で使用できる体制を整えています。

🧰 供給可能な主な医療材料

  • 点滴ルート(翼状針・留置針)

  • 点滴バッグ・輸液ポンプ(必要に応じて)

  • 三方活栓・クレンメ・滅菌ガーゼ・アルコール綿

  • テープ類(フィルムドレッシングなど)

必要な資材は、訪問時にスタッフが持参するか、あらかじめ施設に設置しておくことも可能です。


4. 「できない」と思われがちな点滴、まずはご相談ください

在宅医療は進化しています。「点滴=入院」の時代ではありません。

処方箋で点滴治療を継続できる

必要な医療材料は当院から供給可能

看護師の指導・管理のもとで安全に実施できる

緊急時の対応や、医師との連携も万全

これらの点を知っていただくだけで、患者さんの入院を避け、在宅・施設での療養を選択肢として持てるようになります。


5. ケアマネジャーさん・ソーシャルワーカーさんへ

「これはできるの?」「こういうケースでも点滴できる?」そんな疑問がありましたら、まずは逢縁クリニックまでお気軽にご相談ください。

📞 お問い合わせ:070-9003-3302

📍 住所:北海道札幌市北区北33条西2丁目1-15 KANTINE 2-3F

🌐 ホームページhttps://www.o-en-clinic.com

「できるかどうか」で迷う前に、「相談してみる」ことから一歩が始まります。在宅医療・施設ケアの可能性を一緒に広げていきましょう!

 
 
 

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北海道札幌市北区北33条西2丁目1-15 KANTINE 2-3F

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