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在宅医療の誤解トップ5を解説—3分で不安をゼロに

在宅医療の誤解トップ5を医師が解説—3分で不安をゼロに

「うちの親はまだ在宅医療じゃないよね?」「毎日来てもらえるの?」——外来やご家族から、よくいただく“もったいない誤解”を5つだけ。札幌・白老・苫小牧で在宅医療を行う医師の立場から、やさしく短く解説します。

誤解① 在宅医療は“末期の人だけ”

正解: 慢性心不全・COPD・糖尿病、認知症やフレイル、通院困難な方など**「外来に通いづらい方」全般が対象**です。早めに始めるほど、急変の芽を小さくできます。

誤解② 毎日来てくれる/常に待機している

正解: 基本は定期訪問(例:2〜4週ごと)+必要時の往診です。夜間・休日の対応は、事前に合意した体制の範囲でご相談いただけます。ポイントは「普段の体調管理で急変を減らす」。結果的に救急搬送が少なくなるケースが多いです。

誤解③ 病院より高い

正解: 医療保険・介護保険が適用され、自己負担割合に応じた費用です。通院のタクシー代や付き添いの時間コストが減る分、家計全体では負担が下がる方も。毎月の見込み額は初回面談でお伝えします。

誤解④ 施設入居だと使えない

正解: 有料老人ホームやサ高住、グループホーム等でも利用可。施設看護・介護と役割分担し、服薬管理や感染対策、急な体調変化にもチームで対応します。

誤解⑤ 主治医が二重になる/専門外来と両立できない

正解: 情報共有の同意のもとで連携します。専門外来は継続しつつ、日常の体調管理やお薬の調整は在宅側で。検査や入院が必要な時は病院とスムーズに橋渡しします。

札幌・白老・苫小牧での導入フロー(最短イメージ)

  1. ご相談(電話/メール):症状・生活状況をヒアリング

  2. 初回面談(ご自宅/施設):費用の目安と訪問体制をご説明

  3. 初回訪問:診察・計画作成、緊急連絡のルール共有

  4. 定期訪問開始:連絡ノート/オンライン連絡で小さな変化もキャッチ

※ 制度・費用は保険種別や地域で異なります。個別に最適な形をご提案します。

よくある相談

  • 「退院直後で不安」 → 退院当日から訪問可。薬・食事・リハの段取りも一緒に。

  • 「認知症ケアが大変」 → BPSD対策、環境調整、家族の負担軽減策をセットで。

  • 「看取りまでお願いできる?」 → ご本人の意向を尊重し、緩和と家族支援を重視します。

次の一歩は“相談”から

「対象になるのか」「費用はいくらか」

気になるほど、在宅医療のメリットが大きい可能性があります。まずは状況だけ教えてください。最短ルートでご提案します。

📞 お問い合わせ逢縁クリニック

📍札幌本院:札幌市北区北33条西2丁目1-15 KANTINE

📍白老町:白老町東町4丁目6-7 白老町総合保健福祉センター(いきいき4・6)内




 
 
 

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北海道札幌市北区北33条西2丁目1-15 KANTINE 2-3F

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