外来クリニックが減って、訪問診療が増えているという話
- 恭祐 昼八
- 3 日前
- 読了時間: 2分
最近、いろんなところからこんな声を聞きます。
「〇〇内科さん、閉院したらしいよ」「△△クリニック、先生が高齢で後継ぎいないって」
実際、数字を見てもこの流れは進んでいます。一方で、訪問診療を希望する患者さんは増えていて、逢縁クリニックも日々お問い合わせをいただいています。
📉 外来クリニックは、少しずつ減っています
厚労省の統計によると、有床診療所は2024年7月時点で5,447施設、病床数も7万2,000床ほどに減少しています。
さらに、1990年頃に1万件以上あった「病院の数」も、令和2年には8,238件にまで減っているそうです。
つまり、「診てもらえる場所」がじわじわ減ってきている。
📈 一方で、訪問診療のニーズは増加中
2006年には月19万件程度だった訪問診療のレセプトが、2014年には約65万件まで増加。2040年以降にはピークを迎えると言われています。
高齢化社会が進んで、「通えないから来てほしい」という声が、年々確実に増えているのを実感します。
🤔 じゃあ、これからどうなる?
病院やクリニックが減っても、病気がなくなるわけではありません。
医療の“場所”が、「通う場所」から「来てもらう場所」に変わっていく。それが、これからの地域医療の当たり前になっていくと思っています。
🏠 逢縁クリニックも「当たり前の選択肢」に
私たちは、病気だけじゃなく生活をまるごと見て、「家で過ごす」を医療の視点から支える存在でありたいと思っています。
クリニックが減っても、「逢縁があるから大丈夫」と言ってもらえるように。私たちも、日々できることを地道に重ねていきます。
医療の“かたち”が変わっていく中で、安心の“よりどころ”であり続けたい。それが、逢縁クリニックの想いです。
Comments