建前じゃない”かかりつけ医の作り方|主治医との違い・在宅医療との連携
- 恭祐 昼八

- 10月6日
- 読了時間: 4分
「かかりつけ医はいるけど、いざという時につながらない」——建前だけの関係では意味がありません。本記事は、**かかりつけ医の作り方(選び方)**を、在宅医療と連携する視点でやさしく解説します。

かかりつけ医 とは/主治医 違い/かかりつけ医 いない/かかりつけ医 作り方/札幌 在宅医療。初診の持ち物や連絡手順、主治医意見書や在宅との連携の流れまで5分でわかる保存版。
かかりつけ医とは?主治医との違い
“建前だけのかかりつけ医”にありがちなこと
本物にする3ステップ(初診〜連絡手順〜共有)
在宅医療とつないでおくメリット
こんな時は乗り換え/併用を検討
札幌・白老・苫小牧:逢縁クリニックのサポート
FAQ(よくある質問)
連絡先・内部リンク
1. かかりつけ医とは?主治医との違い
かかりつけ医:日頃の体調管理や軽い不調の相談窓口。必要に応じ専門医へ橋渡し。生活背景も含めて長期で伴走する医師のこと。
主治医:特定の疾患や治療について主たる責任を持つ医師(病院外来・入院で関わるケースが多い)。
実際には同じ医師が両方を担うこともあります。大切なのは連絡が取れることと情報が共有されること。
2. “建前だけのかかりつけ医”にありがちなこと
連絡がつかない:夜間・休日の“困った”に手順がない/折返しが遅い。
書類だけ:主治医意見書や紹介状だけの関係で、生活の実像が伝わっていない。
多職種とつながらない:訪問看護・ケアマネ・薬局と情報が点在。
頻度が固定:季節や病状が変わっても月1/2回の見直しがされない。
3. 本物にする3ステップ(初診〜連絡手順〜共有)
STEP1|初診で生活情報まで渡す
お薬手帳/既往歴/困りごと(睡眠・食事・排泄・移動)/家族の体制をメモで。
目標(例:入院を減らす/夜の不安を減らす)を一言で伝える。
STEP2|連絡手順と“初動SLA”を決める
どこへ、いつ、どう連絡するか(電話/チャット/訪看経由)。
受電→医師判断→初期介入までの目安時間を合意(例:判断◯分、介入◯時間)。
STEP3|共有の型を決める
SBAR(状況・背景・評価・提案)でやり取りを定型化。
家族・訪看・ケアマネ・薬局を同じトークルームに集約。
4. 在宅医療とつないでおくメリット
その日〜翌日に“山”を下げられる:痛み・発熱・不眠・脱水・便秘を在宅で即調整。
在宅検査・点滴:採血・心電図・携帯エコー・点滴・創傷ケアを自宅で実施。
主治医意見書もスムーズ:かかりつけ不在でも初回訪問→意見書作成の最短ルートを案内。
5. こんな時は乗り換え/併用を検討
連絡が恒常的に取れない/方針が曖昧。
生活の困りごと(夜間不安・転倒・誤薬)が改善しない。
季節や病状で頻度の見直しがされない。
乗り換え=断絶ではありません。紹介状で情報をつなぎ、必要に応じ併用(外来+在宅)も可能です。
6. 札幌・白老・苫小牧:逢縁クリニックのサポート
月1回でも月2回でもOK。季節・病状でいつでも見直し。
同日〜翌日の即応:受電→判断→初期介入までを時間で設計。
ワンチーム連携:訪問診療×訪問看護×薬局。指示確認がスムーズ。
葬儀社連携:看取り〜葬儀まで切れ目なく支援(相見積り・費用の透明化)。
対応エリア:札幌市内全域/白老町/苫小牧
7. FAQ(よくある質問)
Q. かかりつけ医が“いない”のですが?
A. 初回訪問で診察し、状況を把握の上、かかりつけ+在宅の体制を整えます。
Q. 主治医意見書はどこで書いてもらえますか?
A. 当院で作成対応が可能(自治体の運用に準じます)。
Q. 夜や休日が心配です。
A. 連絡手順を初回に共有。必要時は往診・臨時対応を組み合わせます。
Q. 今の病院は続けたい。併用できますか?
A. はい。紹介状で情報を連携し、外来+在宅で役割分担します。
8. 連絡先・内部リンク
まずは質問からでOK。 見学・ご家族面談も歓迎です。
📞 070‑9003‑3302
当院では一緒に働いてくれる看護師さんを募集しています






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