皮膚科・形成外科の往診はできますか?—よくあるご質問にお答えします
- 恭祐 昼八

- 1月16日
- 読了時間: 3分

最近、当院へよくいただくお問い合わせのひとつがこちらです。
「皮膚のトラブル、診てもらえますか?」
結論からお伝えします。診れます。皮膚科の訪問診療、往診行きます。
湿疹、褥瘡(床ずれ)、真菌(カビ)、皮膚の感染、かぶれ、慢性的な皮膚疾患、皮膚の腫れ・できものなど、在宅でも対応できる皮膚トラブルは多くあります。
ただし、ここは大切なポイントなので、関係者の皆さまに事前にご理解いただきたいことがあります。
皮膚科の先生が「必ず」訪問するわけではありません
当院には皮膚科(形成外科)の医師が勤務しています。そのため、皮膚の疾患にも力を入れているのですが、
初回から必ず皮膚科医が訪問するとは限りません。
ここが、誤解が起きやすいところです。
電話でのご相談時にも説明はしているのですが、ご家族が「皮膚科の先生が来てくれる」と思い込んでしまうケースがあり、トラブル防止のためにもブログで改めて周知したいと思いました。
当院の皮膚トラブル対応の流れ
当院では、こういう形で皮膚トラブルに対応しています。
① まずは内科医(訪問診療医)が訪問し、診察します
訪問診療の枠の中で、まずは当院の医師が訪問します。その場で、
視診(見た目の評価)
問診(経過、痛み、かゆみ、薬歴、アレルギーなど)
写真撮影(必要に応じて)
など、診断と治療に必要な情報を丁寧に集めます。
② 皮膚科医に情報共有し、コンサル(遠隔相談)を受けます
集めた情報(写真・経過・所見)を、当院の皮膚科医へ共有し、**専門的な視点でコンサル(治療方針の提案)**を受けて治療を進めます。
この方法だと、皮膚科医が毎回現場に行けなくても、専門性を診療に反映できます。
③ 難しい処置や直接診る必要がある場合は、皮膚科医が訪問します
例えば、
処置の判断が難しい
直接の診察が必要
形成外科的な手技が必要
経過が想定と違う、悪化している
など、**「これは皮膚科医が直接行くべき」**と判断した場合は、皮膚科医が訪問診療に伺います。
こういう運用にしている理由
在宅医療は、限られた医療資源で地域を支える医療です。専門医が毎回必ず同行できる体制が理想だとしても、現実には限界があります。
その中で当院は、「専門医がいる強み」を、実際の診療に最大限生かす形として、
まず訪問診療医が現場を診る
必要な情報を集める
専門医がコンサルで介入する
必要時に専門医が直接訪問する
というハイブリッド型で運用しています。
これにより、患者さんにとっても「待たされない」メリットがあります。
関係者の皆さまへ(お願い)
ケアマネジャーさん、訪問看護師さん、ご家族の皆さまへ。皮膚トラブルのご相談は大歓迎ですし、当院で対応できます。
ただし、
「最初から皮膚科の先生が来る」とは限らないという点だけ、あらかじめご承知おきください。
もちろん、必要と判断したときには皮膚科医がしっかり介入します。当院としては、在宅の現場で困らないよう、チームで責任をもって対応します。
皮膚の困りごとは、生活の質に直結します。「これ、どこに相談したらいいかわからない」という時こそ、お気軽にご相談ください。
📞 お問い合わせ逢縁クリニック
📍札幌本院:札幌市北区北33条西2丁目1-15 KANTINE
📍白老町:白老町東町4丁目6-7 白老町総合保健福祉センター(いきいき4・6)内

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