胃ろう・HOT・CART療法…在宅医療でできる医療処置まとめ【逢縁クリニック】
- 恭祐 昼八

- 7月19日
- 読了時間: 3分
「在宅で本当にこんな処置までできるの?」「通院が難しいけど、医療的ニーズは高い…」
そんなご相談が、医療・介護関係者の皆さんから日々寄せられています。
今回は、札幌市北区の逢縁クリニックが対応できる医療処置について、わかりやすくまとめました。病院からの退院支援・在宅移行支援・ケアマネジメントの参考にどうぞ。

🏥 逢縁クリニックが対応できる主な医療処置
医療処置 | 内容例・備考 |
✅ 胃ろう管理 | PEGチューブ交換、栄養管理、感染対策も可 |
✅ 在宅酸素療法(HOT) | 酸素濃縮装置管理、SpO₂管理、訪問時測定 |
✅ CART療法 | 在宅での腹水濾過濃縮再静注療法が可能(旭化成Plasautoμ導入済) |
✅ 気管切開管理 | 吸引指導、カニューレ交換、窒息リスク対応 |
✅ 尿道カテーテル交換 | 留置カテ、膀胱瘻いずれも対応可 |
✅ 中心静脈栄養(IVH) | CVポート洗浄、管理可、医師の訪問指示で対応 |
✅ 褥瘡処置/陰圧療法 | PICO7使用、形成外科・皮膚科医師による対応可 |
✅ 採血・血液ガス分析 | ご自宅で血液ガス分析まで可能。診断精度UP |
✅ レントゲン撮影 | ポータブルレントゲン2台あり、即日読影可 |
✅ ホルター心電図 | 設置から解析まで在宅で完結できます |
💡 病院と変わらない処置を「ご自宅で」受けられる
訪問診療では、「自宅だからできない」ではなく、“どうすればできるか”を一緒に考えるスタンスが求められます。
逢縁クリニックでは、以下のような環境を整えています:
医師9名が在籍し、あらゆる科目の視点から柔軟な判断が可能
皮膚科・形成外科の専門医が在籍し、褥瘡や皮膚トラブルに強い
CARTなど一部高度医療機器を導入済
緊急時対応365日、24時間体制で安心をサポート
👩⚕️ こんなケース、当院で実際に対応しました
HOT+CART療法中のがん末期患者さん→ 苫小牧からの支援連携で導入成功。自宅で最期まで希望された治療を継続。
人工呼吸器+胃ろうの方の退院支援→ 病院の相談員と連携して、在宅移行をスムーズに。呼吸器管理含め家族指導も実施。
陰圧閉鎖療法での褥瘡管理→ 退院直後からPICO7導入。訪問看護とも連携し、在宅で治癒を目指せた。
📌 どんな方が対象になる?
在宅酸素や胃ろうなど、医療処置が継続して必要な方
病院退院後、自宅療養に不安があるご家族
ケアマネやMSWから「医療的に難しそう…」と相談を受けたケース
医療依存度が高くて施設入所を断られた方
→ ご本人の意向が「自宅にいたい」であれば、まずはご相談ください!
👥 連携したい皆様へ
地域包括支援センターの皆様
ケアマネジャーの皆様
病院のMSW/地域連携室の皆様
訪問看護ステーション・薬局の皆様
ご紹介・ご相談は紹介状不要です。診療情報は当院で取り寄せることもできますので、お気軽にご連絡ください。
📞 ご相談・お問い合わせはこちら
📞 逢縁クリニック(おうえんクリニック)
TEL:070-9003-3302
🌐 ホームページ:https://www.o-en-clinic.com
在宅医療の可能性は、まだまだ広がっています。「これって無理かな?」と思う前に、私たちに相談してみてください。あなたの支援が、ご本人とご家族の“在宅で生きる力”になります。





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